生きてるだけで精一杯。
SS戦闘記録
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硫黄島からの手紙 ハリウッドが作った日本軍映画! と鳴り物入りで登場した映画ですが、戦闘準備シーンでは硫黄島の重要性や栗林中将の戦闘計画そっちのけで浪花節張りの兵隊の身の上話に終始、硫黄島の戦場マップが出ず舞台が洞窟の弾運びばかりでスケール感が掴めない、戦闘シーンも夜襲>突撃>戦死ばかりで、昔ながらの太平洋戦争モノ域を出ていない……と、序盤~中盤のもったり感は相当なもの。矢張り「父親たちの星条旗」が本編でこっちは飽くまで日本興行用のサービスなんだろうなぁ、なんて思ってしまいました。
 しかし、それこそが孔明の……もとい栗林中将の罠。中盤以降は山岳陣地にタ弾が炸裂し、米兵とバロン西との交流、憲兵人情噺(但し失敗w)、クリーのアメリカでの生活etcのいい話が連発。米兵の捕虜殺しも避けずに書いてるし、こりゃーなかなか根性の入った作品です。
 ただまぁ、それだけ頑張ったのに最後がやっぱり指揮官先頭のバンザイアタックってのはどーなのよと思いましたがw

 ちなみに、戦闘開始直後に矢鱈栗林中将の持久戦命令を無視して突っ込みまくったり軍刀で部下を殺そうとしていたのは全部海軍さんです。太平洋戦争を題材に取った映画や小説だとスマートな海軍が善玉で、アホな陸軍が悪役と云うパターンが多いんですが、実際には「決戦決戦」と云って補給線の護衛そっちのけで突っ込んで行ったのが海軍で、持久戦・総力戦を視野に入れた陸軍の方が海上護衛戦や持久策に熱心だったと云う一面もあるわけで……ま、その辺の詳しい所は「海上護衛戦」を読んでみて下さい。
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