生きてるだけで精一杯。
SS戦闘記録
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 軍板でも「本年度ラジー賞決定!」なんて悪名高い「戦国自衛隊1549」を見て来ました。
粗筋……
 ヒミツ兵器の実験に当たっていた的場一佐率いる精鋭部隊が、実験中にタイムスリップしてしまう。戦国時代に現れた彼らは、強い日本を作る為に歴史改変する。
 一方、その歴史改変の煽りを喰って現代には虚数空間が出現。このままでは世界が消えてしまう!ってんで自衛隊は的場の元部下の鹿島らを送り込み、的場隊の救出を試みるが、的場隊の奇襲を受けて半数が死亡し、鹿島達は捕虜となってしまう。
 そして鹿島は、的場一佐と再会する。織田信長と化した的場に、共に歴史を改変しようと誘われる鹿島。呆然とする鹿島に、的場は「実験用の燃料電池をアボーンさせて関東一円を死の灰で覆い、日本を一度滅亡させ、強い日本に生まれ変わらせるのだ!」と嘯くのであった。
 その後、あわや公開処刑と云うところで、タイムスリップ直後に命を助けてやった少年に助けて貰って城を脱出。鹿島は斎藤道三まで配下に従えて圧倒的な的場の力に対抗すべく、少年を「木下藤吉郎」と命名し、歴史の流れをこちらから作っていくと云う荒業を繰り出し、道三を調略。見事的場を倒す事に成功するのであった……。

 ……実はもっと酷い映画を想像していたので、それほどショックでも無かったり。登場人物の行動は一応理解できるし、ストーリーも起承転結がちゃんとあるし。自衛官の戦闘以外の所作もなかなかきびきびしていて見ていて楽しかったです。何より、自衛隊の装備が大活躍するのは元自として非常に心地良いですw
 無論、不満な点も沢山ありますが。

不満??■「的場の作戦が意味不明」
 なんで日本を生まれ変わらせる為に関東で大爆発が必要なのか良く分からないんですがw
 そう云えば、ローレライの朝倉大佐も似たような事を云ってたなぁ……亡国のイージスの中井貴一まで、CMでそれっぽい事云ってるしw もう少し敵のデザインを考えましょうよ、福井センセ(^^;

不満??■「カメラ寄り過ぎ」
 旧作「戦国自衛隊」に有ったような大合戦が無いのが非常に寂しいです。この辺は予算的な縛りがあるんで、仕方が無いんでしょうけど。

不満??■「自衛官の動きがトロ過ぎ」
 全員が全身を暴露して仁王立ち腰だめで89式ぶっぱなすってどーよw 見張り兵も、個人用の掩体どころか儀装すらしないし。まぁ、あんまり素早く物陰から物陰に動かれると、絵的に駄目なんでしょうけどね。

不満??■「シナリオ単調過ぎ」
少年を秀吉にしちゃうシーンだけはちょっと感動しましたが、それ以外は大体先が読めちゃうんですよね。人が死ぬなーってところで人が死ぬし、助かりそうだなーってところでは絶対助かるし。タイムトラベル物には必須の最後にオチになるちょっとした小細工(ファイナルカウントダウンなら島に置き去りにされた人がひょっこり出て来るとか)とかも無いし。兎に角、眠くなると云う事は有りませんでしたが、手に汗握る展開とは行きませんでした。

 ……とまぁ、映画としては中の下って所でしょうか。尤も、旧作「戦国自衛隊」だってお色気満載の悪趣味一歩手前の映画でしたから、その後継作品が三流SFだったとしても不思議は有りません。寧ろ、自衛隊が沢山出て来る自衛隊祭りフィルムとして見れば、「パワーミッション」に匹敵する「上出来」の部類に入るんじゃないでしょうか(まぁ、だったらもっと自衛隊マンセーな内容でも良かったような気もしますがw)? この映画に対する「ツマンネー」みたいな感想を見る度に、そう思えて来る今日この頃です。
総評:取り敢えず、此処の所不況だった邦画が頑張ったところだけは評価したいところ。星三つ。
追記01:鹿島が的場追討の任に選ばれた理由が、かつて的場が作成したテロ鎮圧シミュレーション「シナリオD-3」をクリア出来た唯一の人物だから、と云う事なんですが、そのクリアの方法は実は「事前にプログラムを書き換えて置いたから」。これが、「ルールの書き変え」>「こっちも歴史を書き換えてやる!」と云う「転」のきっかけになるんですが……それってカーク船長がやってなかったっけ?w
追記02:登場人物の造形はみんな平凡でしたが、のらりくらりと信長をかわす梟雄・斎藤道三(伊武雅刀)だけが輝いてました。流石、道三殿よ。

公式サイト:『戦国自衛隊1549』

2006.02.26.追記……
 追記01で言及したカーク船長が挑戦したプログラムは以下の通り。
コバヤシマル・シナリオ


民間の貨物船コバヤシマルがクリンゴン帝国との緩衝宙域近くで故障し、クリンゴン側へ漂流していくという想定。候補生たちは宇宙艦の指揮官および士官としてコバヤシマルを救助しなければならないが、そのために複数のクリンゴン艦との交戦を強いられる。

実はこのテスト、どう行動しようが最後は候補生たちが負けるシナリオになっている。絶望的な状況におかれても的確な対応がとれるかどうか、それを見極めるためのものなのだ。

コバヤシマルとカーク
艦隊アカデミーの歴史上、コバヤシマル・シナリオに勝ってしまった唯一の候補生がジェイムズ・カークである。彼は試験の前日に実習室へ侵入し、シミュレーション用のプログラムを書き換えていたのだ。

なお、「コバヤシマル・シナリオは決して勝てないようになっている」事は候補生には知らされていないはずであり、カークがなぜそれを知っていたかは不明である。

wikiより)

 そー云えば、TNGの168話「記憶喪失のアンドロイド」でも、Dr.クラッシャーが中佐への昇任試験に際して「非常に危険な状態の機関部に、クルーを行かせられるかどうか」っつー試験受けてたっけ。アメリカ軍の試験ってそーゆーのが多いのかなぁ。

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