生きてるだけで精一杯。
SS戦闘記録
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oneouts15 2005.11.23.集英社刊、ヤングジャンプコミックスBJ所収。作:甲斐谷忍。
粗筋……
 ワンナウツ契約の勝ち分で彩川オーナーからリカオンズを買収した東亜の前に立ち塞がったのは、球界のドン・田辺常行であった。プロ野球の1リーグ化を目指す田辺常行は、黒字経営でパリーグを支えるリカオンズ解体を企んで東亜を批判。それに対して東亜は、「毎週黒字を出す」「首位と10ゲーム離されない」と云う厳しい条件を自らに課し、辛うじてオーナー権を確保する。
 そしてその条件を満たすべく、東亜が繰り出したのは「MVPチケット」制と云う奇手であった……。
 ワンナウツ契約で東亜の完勝が見えて来て、詰まらなくなったなーと思っていたところに、時事ネタも含んだ新展開。今度は大企業から金を毟ると云う或る意味「簡単」な手法から、ファン相手の商売に変わった訳ですから、東亜の苦労も一入。ダイレクトに年収に反映する人気投票権付きチケットで選手の士気と観客動員を稼ぐと云う今回のネタは、ワンナウツ契約とはまた違った意味で大変面白かったです。

 ただ、悪役をナベツネにしてしまったのは、ちょっとどうかなーと思います。別に小官はナベツネのシンパってわけじゃないんですが、悪役を悪の大魔王にしちゃったら、後は倒されるのが確定しちゃって、主人公が善でも悪でも無いが故に有った「勝つか負けるか予測不能!」と云う初期のハラハラ感が無くなっちゃうんじゃないかなーと。勿論、敵を絶対悪に設定する事によってカタルシスが生まれると云う側面が有る事は否定しませんが、ワンナウツはそーゆー爽快感とは別の方向性を求めているものとばかり思っていたので、今回の舞台設定はそう云う意味で少し寂しかったですね。
総評:この先、ナベツネ側の論理にも触れてくれると面白くなりそうなんですが、今はちょっと人様に勧められる作品って程でも無くなっちゃいました。☆2つ。
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