生きてるだけで精一杯。
SS戦闘記録
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garuguru01 2005.12.25.メディアワークス刊、電撃文庫所収。
著:成田良悟/イラスト:ヤスダスズヒト
粗筋……
 人工島に事務所を構える姉弟探偵・シャーロットとシャーロックの元に人探しの依頼が舞い込み、二人は捜査を開始する。
 一方、島の都市伝説である「殺人鬼」雨霧八雲は、東地区の護衛部隊隊員・雪村ナズナに一目惚れしてしまう。さっぱり彼女が振り向いてくれない事に困り果てた八雲は、自分が実体の無い都市伝説だから相手にされないのだと思い込み、「伝説」から「現実」になる為、島内の有力者を暗殺し、現実を動かそうとし始める。
 そして、島外では不起訴処分を受けた狗木(第一巻の準主人公)が、島に入ろうとしていた……島全体を巻き込んでの大騒動が今、発生する?! 「人工島」シリーズ最終話上巻。
 相変わらず諸勢力が勘違いと謀略と偶然でドタバタしてますが……今回は何やらクロマクが居るみたいです。流石最終回ってところでしょうか、これまでに無い大規模な騒乱が期待されます。
 まぁ、それは兎も角として今回のメインキャラは凸凹コンビの探偵と殺人鬼
 先ずは名探偵ならぬ「軽探偵」な凸凹コンビの方なんですが、この二人の掛け合いは非常に面白いです。特に姉のキャラクターは最高w 客のツッコミに「貴方はなかなか面白い推理をなさいますね! 探偵を廃業して小説家になるといいですよ!」って、ソレ思いっきり犯人の台詞だよww しかしながら性格描写や設定はしっかりしており、バッカーノのアイザック&ミリア並にしっかりと物語の狂言回しを務めてくれます。
 殺人鬼についても、普通の作家なら殺人がレゾンデートルなのだとかこの世で美しいのは死のみだ死は永遠だヒャハハハ系のステロタイプなデンパにしちゃうであろうところを、「恋」の為に殺し捲くる或る意味普通の人間に仕立てており、なかなか面白い。その他、バネ足ジョップリンの秘密やら戌井や狗木らの動向も興味深いこの作品、下巻が楽しみです。
【総評】:p.24辺りからの導入が一番の見せ場なので、購入を迷って居られる方は先ず其処を一読してご判断有れ。
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