生きてるだけで精一杯。
SS戦闘記録
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アタチュルク 或いは灰色の狼

 2006.02.15.文芸社刊。著:三浦伸昭。

粗筋──
 舞台はww1~戦間期のトルコ。ガリポリ戦で功績を立てたムスタファ・ケマルは、救国の英雄として「ヨーロッパの病人」トルコの復興の為に奮戦する……。

 日本人には余り馴染みの無い、それこそ世界史の教科書にちょろっと出て来るだけの「英雄」を、物語仕立てで非常に分かり易く伝える一冊。主人公ケマルが、読者として共感可能な信念を持ち、失敗にもめげすにその信念を貫いて戦うと云う魅力的な豊かなキャラクターとして描かれており、非常に面白かったです。
 或いは専門家の視点から見たら史実と違う所が有るのかも知れませんが、歴史に興味を持つにはこう云う平易で尚且つ心躍る物語が必要なんじゃないかなと思います。少なくとも、トルコに殆ど興味の無い(中国専攻/戦国・明治維新マニア)の小官は、遠い異国のトルコを身近に感じる事が出来て良かったです。
【総評】:でもなー、所々に仕込まれる「それに比べて東洋の島国は……」はちょっと余計だと思う。日本だって民主主義の枠内で頑張ってるんですよ。そりゃー勿論ケマルみたいな独裁者が日本の複雑に絡み合った利権問題を一刀両断にしてくれれば楽ですがw(と云いつつ、マスコミや敵対政党が「独裁者」と揶揄する所の小泉首相も支持して無いんだよなー、この作者。ケマルの快刀乱麻を支持するなら、小泉首相をマンセーしても良さそうなモノなんですがねぇ。不可思議不可思議)
参考サイト:「歴史ぱびりよん」

 「本・雑誌」と「文学・小説」ジャンルを間違えたorz
 本の紹介は「本・雑誌」でSSとか自作小説が「文学・小説」なのか……。
 「文学・小説」スレから来た人におかれましては、誠に申し訳有りませんでした。

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テーマ:歴史小説 - ジャンル:本・雑誌



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