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SS戦闘記録
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バトルモラトリアム 2006.02.28.集英社刊、集英社スーパーダッシュ文庫所収。著:淺沼広太/イラスト:介錯

Story──
 主人公・守は、憧れの少女・保奈美との初恋を成就させる為に「初恋神社」に初詣に行き、愛の女神ラーガの気紛れで「バトルモラトリアム」に参加させられてしまう。バトルモラトリアムとは……

・自分の中の「萌えキャラ」に変身して他の参加者と戦う。
・負けたら、自分の中の思いを大声で叫んでしまい、更に初恋の相手との「縁」が切れ一生恋人になれない。
・勝ち残れば、初恋の相手の意志を強制的に捻じ曲げ、初恋成就。


 と云うハードな(?)バトル。最初はやる気の無かった守であったが、同じくバトルモラトリアムに参加する事になった幼馴染の少女・晶に引き摺られるまま、戦いに臨む羽目に……果たして守の初恋の行方や如何に。


 淺沼センセイには珍しい、単発モノです。

 結論から云うと、ちょっと残念な出来でした。
 先ず、猫耳メイドに変身するとゆー守のキャラ設定は些か生理的に受け付けませんでした。世間の人はこーゆーのが好きなんだろうか……。
 そして、最終的に晶と守はくっ付くのですが、すんなりツンデレEDになると些か物足りないのも事実です。何と云うか、矢張り三国志は孔明が負けてこその三国志であって、ひたすら孔明に都合のいい展開が待っている反三国志なんか三国志じゃないやい! とかw
 これがエロゲなら、自分の選択でツンデレヒロインを選んだと云う事になるので文句も無いのですが、読み切り一冊の間に本命振ってツンデレに行くのはやや強引過ぎるきらいがありました。多分、淺沼センセイに置かれましては、「魔王、始めました」シリーズにおけるセグンダディの人気の高さに眩惑されているんでしょう(「ぼくたちには野菜が足りない」シリーズでも、幼馴染に過剰な配慮をしてましたし)けど、そろそろ読者の意見を尊重し過ぎるとコケると云う事を学んで頂き、「予想を裏切りつつ期待は裏切らない」方向で頑張って欲しいものです。

 その他の部分、例えばキャラクター同士の掛け合いや漫才はなかなか面白かったです。特に晶のツンデレっぷりは光ってました。介錯センセイの挿絵も、作品の雰囲気にマッチしていて良かったです……というか、これ何処のアリス?w
【総評】:ま、一冊で終わってるしスルーしてもいい作品だと思います。淺沼ファンは、暇でどうしようもないなら読んで見てもいいかもだぜ。

「魔王」シリーズに登場する魔槍使いの名前って、セグダンディじゃなくてセグンダディだったんですね。今回記事を作成する為に検索を掛けて、初めて知りましたw 小官はてっきりベルダンデーとかそーゆー方向性のネーミングかと思ってました。
 ……まーどっちにせよ、本文中では「セグ」とか「槍バカ」とかの表記の方が多いんですがw

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テーマ:ライトノベル書評 - ジャンル:本・雑誌



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