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SS戦闘記録
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わたしたちの田村くん1 2005.06.25.メディアワークス刊、電撃文庫所収。著:竹宮ゆゆこ/イラスト:ヤス

粗筋──
 クラスの恋愛模様から取り残されて焦り気味の少年・田村くんは、クラスで孤立していた電波少女・松澤さんに接近して楽しい「中学生最後の夏」を過ごそうとするが、「宇宙に帰る」とか言い出す電波振りに辟易して逃げ出してしまう。しかし、それが両親を事故で喪った松澤のせめてもの逃避と知り、告白するのであった(第一話「うさぎホームシック」)。
 その後、松澤は叔父夫婦に引き取られて遠隔地に引っ越し、田村くんは地元の高校に進学する。松澤からの手紙が途絶えた事に悩む田村くんは、ツンドラ少女・相馬と遭遇。キツい性格の相馬に振り回される田村くんであったが、そのキツい性格は中学時代に受けたイジメと不登校を克服する為の演技と知り、彼女の味方となる事を宣言するのであった……(第二話「氷点下エクソダス」)。


 普通の男の子が外見は綺麗だけど心に傷を負った少女に惚れ、彼女のトラウマを解除して恋愛する……どう見ても一昔前(具体的には、「同級生2」辺り)に量産されたエロゲのシナリオで、粗筋だけ読むと面白くも何とも無いですな。実際、電波少女の松澤がヒロインである第一話「うさぎホームシック」を電撃hpで読んだ時には、殆ど心を惹かれませんでしたし。
 ところが、第二話「氷点下エクソダス」に入ってツンドラ少女の相馬広香が登場すると、俄然物語は急加速。エキセントリックで寂しがりやな相馬が、保健医に田村との付き合い方を聞いたり、駆け付けてくれた田村に嬉し泣きをしたり、

「今好きなのは……好きなのはいつだって、ひとりだけ……!」

 の名台詞と共にキスをしたりと、「神様家族」を思わせるムズ痒い青春ドラマを展開してくれます……うーむ、何故こんないい子がヒロインじゃないのか(TT せつねーです。
 更に面白いのは、こうして対立の構図が出来上がってくると、もっさりした印象の松澤のキャラも立ち始めるという事でしょうか。ラストの手紙は圧巻でした。

「相馬さんって、誰?」

 こ、こえー((;゚Д゚)ガクガクブルブル
【総評】:流石元エロゲーライターだけあって、デビュー作とは思えない面白さでした。2巻にも期待です。
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テーマ:ライトノベル - ジャンル:本・雑誌



コメント
▼この記事へのコメント<(あれば表示)
二巻の相馬嬢はかなり極まったツンデレ。
ツン2デレ8のほとばしるコクをご堪能ください。
2006/03/28(火) 22:18:14 | URL | by黒木竜 (#-) [ 編集]
 堪能シマスタ
2006/03/29(水) 00:05:00 | URL | bysergeant (#mQop/nM.) [ 編集]

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