生きてるだけで精一杯。
SS戦闘記録
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キーリ9 2006.04.25.メディアワークス刊、電撃文庫所収。
 著:壁井ユカコ/イラスト:田上俊介

粗筋──
 八巻の続き。ハーヴェイは首都に展開した怪物の本体ユドを討とうと力戦するが、遂に寿命を迎えてしまう。キーリはハーヴェイの内面世界にサイコダイブして彼を助け出し、遂にユドを倒す事に成功する……しかし、その瞬間光が彼らを包み、キーリとハーヴェイは見知らぬ世界に飛ばされてしまう! 果たして二人の運命や如何に?

 全ての伏線を回収した大団円でした。一つのシリーズの最終巻としては過不足の無い出来だったと思います。「地味で野暮ったいけど、でもそこが良い」と云うキーリのファンの人なら大満足でしょう。死亡確実と思われたハーヴェイもカミーユ(旧約)状態では有るものの何とか生き残ったしw
 ただ小官的には、ラストバトルをハーヴェイの内面セカイでの旅に費やしたり(ハーヴェイは最後までハードボイルドで居て欲しかった)、エンディングが何個も有って(新世界に行って「終った!」と思ったらまだ続き、兵長が死んで「やっと終った!」と思ったらまだまだ続き、新世界から帰還して「今度こそ終った!」と思ったら更に続き……マトリョーシカかお前は!)酷く興を削がれたりと、ちょっと問題の多い最終巻のような気がしました。
【総評】:とか何とか云っちゃいましたが、教会の腐敗を暴いてプロレタリア革命だ!とか教会の小僧とキーリがくっ付いて子供ポコポコみたいな最悪の(でも、書き手としては非常に書き易い)最終回を回避出来ただけでも、満足すべきなのかも知れませんな。生き残ったキーリ&ハーヴェイの不器用なカップルに幸有れ。

<追記>
 なお、本作には巻末にキャラクターの初期ラフ集が付いてるんですが……
第9巻P.270
 ベッカかわいいよベッカ。
 彼女の第一巻での戦線離脱を心より惜しむ。

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