生きてるだけで精一杯。
SS戦闘記録
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GPO 白の章 2006.06.25.メディアワークス刊、電撃文庫所収。著:榊涼介/イラスト:きむらじゅんこ。

粗筋──
 エリート士官候補生の石田咲良は、軍内部で嫌われている「人型戦車」の運用に関する論文を書いてしまったばっかりに、青森の108警備師団に左遷されてしまう。そこで出会ったのは、やる気・才能・物資の無い学兵部隊……厳しい訓練で部隊の建て直しを図る石田に部隊の面々は反発するが、峰岸小隊との模擬戦や、石田の才能の開花、実戦での殊勲等を経て、やがて部隊は「ヒロイン天国」小隊として一つに団結して行く……そして、遂に八戸で最後の決戦が! おちこぼれ小隊の命運や如何に。

 アニメ版の出来が余り良くなかったので、こちらの小説版にも余り期待していなかったのですが……アニメとは全然違う方向性で、非常に面白かったです。
 内容の方は、榊版ガンパレ弱小小隊バージョンとでも言うべき展開で、石田隊長が曲者揃いの小隊にモチベーションを与え、適性を読みとり、曲がりなりにも一個の小隊として纏め上げて行く様が時にギャグを交え、時に哲学を交えつつ描かれています。5121小隊は隊員が優れ者揃いだったので、こっちの「ヒロイン天国」小隊の方がより戦争モノっぽいかも知れないくらいです。

 またキャラクターも個性豊かで、スパイ、ちょっとおかしい優等生、目からビームにょと様々なキャラに加え、昔懐かしいGPMキャラも登場。彼らの掛け合いは、ちょっとベタでしたがなかなか面白かったです。たこ焼きとかw
 勿論シリアスなやり取りもきっちり書かれており、特にラスト、心の闇に囚われた石田をみんなで助ける辺りはちょっと良い話でした。

 難点は、起きるイベントが多過ぎる所。巻末で駆け込み気味に人型戦車が登場して大活躍してますが、人型戦車の配備>初陣>失敗>訓練>有効活用>大戦果ってなプロットで一冊作っちゃった方が良かったんじゃないでしょうか。アニメみたいなアホ運用(平坦な地形で横列をひいて一斉射撃……おめーら何処の大陸軍だyo!)をせず、市街地で運用と云う人型戦車のドクトリンに忠実だっただけに、ちょっと残念でした。
 ……まぁ、緑・青をとっとと出したいんでしょうけどw
【総評】:榊ガンパレは試供品も読めるので、それらを読んで判断されたし。小官としては、最も成功したGPM関連商品として手放しでお勧めしたいところではあるのだが。

<おまけ>
『秘本・三国志II』 著:坂木恒善 『仮名手本大戦略』 著:坂木恒善
 本棚を整理して(させられて?)たら、何かすげー懐かしいのが出て来たw
 こっそり歴史書籍用本棚に逃がしてやったのは云うまでも無い。

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