生きてるだけで精一杯。
SS戦闘記録
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LOVECRAFT’S LEGACY 2000.08.25.東京創元社刊、創元推理文庫所収。著:F・ポール・ウィルスン、ブライアン・ラムレイ他/訳:夏来健次他。

概要──
 H.P.ラヴクラフトの影響を受けた14名のホラー作家に依る短編小説アンソロジー。

 ラムレイ繋がりで「タイタス・クロウの事件簿」と一緒に借りて来たのですが……「ラヴクラフト・アンソロジー」であって、「クトゥルフ・アンソロジー」じゃなかった罠orz。クトゥルフ神話自体をネタにしている作品は1/3程度で、そっち系を期待していた小官にはちょっと残念でした。
 勿論だからと云って詰まらないわけじゃなくて、例えばデモンベイン第十話のタイトルにも使用されたラムレイの「大いなる“C”」なんかは、CはCでもCthulhuじゃなくてCancerだったりとなかなかウィットに富んでいて面白かったし、グレアム・マスタートンの「シェークスピア奇譚」も歴史ミステリーとクトゥルフ神話を上手く引っ掛けていて面白かったです。

 ただ、矢張り翻訳物特有の生硬さは抜けてませんでした。特に「荒地」(F・ポール・ウィルスン)なんかは、「ジャージーデビル」「ヘッセン傭兵」が何の解説も無く飛び出すので、オカルトやアメリカ史に詳しい人でないとちょっと意味が通らなかったり……うーん、こう云うのが好きな人も居るし、超訳とどっちが良いかと言われても困るのでこの辺にして置きますが、注釈とかを入れても良かったかも知れません。
【総評】:翻訳文が大丈夫と言う人は、図書館等に有ったら読んで見ても良いかも。但し買う程じゃないような気はする。
<追記>
 巻末の解説にちらっとアメリカのクトゥルフ同人誌に関する記事が出て来るんですが、これがちょっと笑えました。
 「ゴジラ対クトゥルフ」程度なら、日本にも「ウルトラマンティガ」と言う金字塔が有るけど、「第二次世界大戦の猛将ラヴクラフトによる軍事シミュレーション」って一体w アメリカの同人市場は複雑怪奇也。
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テーマ:図書館で借りた本 - ジャンル:本・雑誌



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