生きてるだけで精一杯。
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武田家臣団 2006.09.21.学研刊、学研M文庫所収。著:近衛龍春。

概要──
 武田神社に奉納された「武田二十四将図」記載の二十四人の武田武士と義信・勝頼を列伝形式で取り上げた作品。

 所謂来年の大河ドラマ「武田信玄」の便乗本なのだが、近衛センセイのストイックさは健在。逸話が豊富な武将を前にしても書状や資料に基いた厳しい態度を崩さず、高坂弾正は春日虎綱、秋山信友は虎繁、内藤昌豊は昌秀だったりと一般に流布している名前さえもすっぱり切り捨ててしまっている辺りは流石です……お陰で少々読み難いですが(^^;
 一方で、原昌胤小幡昌盛と云った侍大将にも重臣クラスと変わらないページ数を割いている辺りはなかなか。特に城代を返上して信玄の旗本に留まり、一介の小隊指揮官として活躍した昌盛は、それだけで一冊書けそうな面白い人物。こうした人物にもちゃんとスポットライトを当ててくれる近衛センセ、矢張り近来希に見る逸材です。
【総評】:来年に備えて手元に留めて置きたい一冊。評価は☆☆☆☆★。
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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌



コメント
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>一般に流布している名前さえもすっぱり切り捨ててしまっている

個人的には賛成できない態度なんですけどねー。せめて併記。
信長公記読んでて「面白いけど、これは人には進められないなあ」と思ったのがまさにこれなんで。
2006/10/15(日) 22:08:17 | URL | by黒木竜 (#-) [ 編集]
 小官も、こう云う衒学趣味的な作文は歴史教養書としてどうかなーと思うんですが、頑固一徹な近衛センセイだから仕方が無いんです。

>[信長公記]
 ふーむ、矢張り名前の表記がネックですか。原文の記述を尊重する姿勢は勿論大事ですが、せめて括弧で括って一般的な通称を載せるくらいの配慮は欲しいですよね……まぁ、本の想定している読者が研究者onlyとかなら仕方ないですが。
2006/10/15(日) 22:47:33 | URL | by軍曹 (#mQop/nM.) [ 編集]

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