生きてるだけで精一杯。
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付喪神骨董店01 2006.10.25.メディアワークス刊、電撃文庫所収。著:御堂彰彦/イラスト:タケシマサトシ

粗筋──
 不思議な能力を持った骨董品「アンティーク」を取り扱う骨董品店のバイト・来栖刻也と舞野咲が、アンティークに纏わる事件に巻き込まれると云う短編集。

 何だか固そうな設定だなぁ、導入もいきなり一人称の独白でセカイ系っぽいし……と思いつつ、表紙に騙されて購入。あ、いや、結局導入の方がFakeで、実際の中味は表紙の通りだったわけだから、騙されては居ないのかw 以下、各個に紹介。

「第一章 偶然」
 犯人の意外性で攻める、と云う短編としては王道の展開。主人公の能力や、ヒロインの性格設定の紹介にもなっている。オーソドックスな出来で、第一話に相応しい内容。セカイ系っぽい導入に怯むな!

「第二章 像」
 次は原因の意外性で勝負! 過去と現代が交差する文章だが、語り手が明確に違うお陰で、同類の小説よりは比較的読み易いと思う。
 ところで、女弟子が目が見えなくなった理由って何?

「第三章 記憶と記録」
 今回のネタは因果関係の逆転。虐待=父親と云う固定観念で、なかなか上手く引っ掛けてくれました。ただまぁ、収録作品の中では例外的に後味が良くないですが(^^;

「第四章 プレゼント」
 トドメはラブコメだっ! とばかりに繰り出された最高傑作。ツンデレを地で行く舞野咲を堪能せよ。

 とまぁ、こんな感じでした。どれも秀逸な導入と落ちが用意されており、「これぞ短編」と云う教科書的な仕上がりとなっていました。御堂氏の作品は初見ですが、これなら他の作品も読んで見ても良いかも。
【総評】:表紙買い推奨。表紙の舞野さんにびびっと来たら即購入せよw 評価は☆☆☆☆☆。
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テーマ:ライトノベル - ジャンル:本・雑誌



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2006/10/29(日) 01:53:11) | ラノベ365日
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