生きてるだけで精一杯。
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利休椿 2006.11.01.小学館刊、小学館文庫所収。著:火坂雅志

粗筋──
 千利休の命令で紫の椿を探す事となり、一度は捨てた故郷に舞い戻った花職人・又左を描いた表題作「利休椿」を筆頭に、安楽庵策伝と曾呂利新左衛門の微妙な角逐を描いた「笑うて候」、伝統的な本膳料理に対し、自然の素材を活かした懐石料理で立ち向かう一人の料理人の戦いを描いた「包丁奥義」等、安土桃山時代の芸術家の生き様を描いた短編集。

 1999年にハードカバーで刊行された作品の文庫化。
 黒衣の宰相や堺の豪商と云った風変わりな人物ばかりを描く火坂氏が、安土桃山時代の芸術家に焦点を当てたユニークな作品集。題材は能だったり茶道だったりと伝統文化に疎い小官にはさっぱりでしたが、簡潔で要を得た解説と、何より芸術家の生き様に焦点を当てたプロットのお陰で十分たのしめました。
 特に「包丁奥義」は、最後の工夫とかがなかなか面白かったです……秀吉が「うまいぞー」と叫んで大坂城を壊してくれたらなお良かったんですがw
【総評】:ってか、醒笑抄の策伝が、織田家の武将金森長近の弟って初めて知った……縁は異なものですなぁ。評価は、余り出来が良くなかった(と云うか、あからさまに浮いていた)冒頭の「山三の恋」を除けば☆☆☆☆★。
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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌



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