生きてるだけで精一杯。
SS戦闘記録
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ドリームノッカー 2006.09.25.メディアワークス刊、電撃文庫所収。著:御影/イラスト:若月さな

粗筋──
 高校の文化祭で、「ドリームノッカー」と云う劇の主役を務める事になった元気なボクッ子・チョコ。親友(性的な意味で)で大道具係を務める夢野ほとりと共に練習に励む中、彼女の周辺で不可解な事件が起きるようになる。果たして、この世界は現実なのか演劇の中なのか!?

 元エロゲーライターが書いたからでしょうか、良くも悪くも「ちょっと前のエロゲー」って感じでした。

 即ち、キャラクターの個性がややステレオタイプに抑えられ、その分作者のコントロールが効いていて、日常の掛け合いが非常に面白かった辺りなんかは正に最近のエロゲのいいとこ取りだと思います。
 一方、ラスト付近で説明不足のメタ的描写が続き、読者を置いてけぼりにしてしまう辺りは、葉鍵以降のエロゲに顕著なマイナス・ポイントです。殊にEDの解釈は意味が飲み込めず、勝手に盛り上がる登場人物に対してさっぱり感情移入が出来ませんでした。
 エロゲーなら複数のルートでフォロー出来るので、そーゆー手法もありでしょうが、ラノベでそーゆー事をされると、小官なぞは読む気が無くなってしまいます。折角途中まではそこそこ面白かった(特に、同じく学園での事件を扱った「七不思議の作り方」が最後まで引っ張った「実は部長がクロマク」とゆー設定を、何と第一話で使い潰している辺りは流石プロだと思いました。アイデアの引出しの数が違う)のに……次回はラノベに相応しくプロット勝負の一本を出して頂きたいものです。
【総評】:評価は☆☆☆★★。かなりエロゲ的なラノベなので、読む人を選びます……って、表紙とカラーページみれば解るか(^^;
 そう云う意味では、表紙と内容の一致した良心的作品ですな。表紙にびびっと来た人には☆☆☆☆★かも。
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テーマ:ライトノベル - ジャンル:本・雑誌



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