生きてるだけで精一杯。
SS戦闘記録
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 免許の更新がてら、静岡ピカデリーで『父親たちの星条旗』を見ました。
 ストーリーとかはどーせHPとかgoo映画とかで幾らでも確認出来るし、かと云ってテーマや俳優に関する考察はもっと詳しい人が既にやってそうなので、此処は半端ミリオタ的に気が付いた点をちょこちょこ箇条書きにしてお茶を濁す事にします(^^;

■上陸シーンテラモエス
 イオージマにマリンコどもが上陸するんですが、プライベートライアンのオマハビーチと違って此処は非常に静か。それもそのはず、栗林中将率いる日本軍は敢えて水際防御を放棄し、内陸部に塹壕網を張り巡らせて居たのだった……「シン・レッド・ライン」や「ウインドトーカーズ」のヘタレ日本兵とは打って変わった日本兵の巧妙な擬装&猛射撃に感嘆せよ!
 特に手榴弾攻撃にも怯まず軽機関銃を撃ち捲くる擬装トーチカの活躍は感涙ものでした。いやー、このシーンだけでも見に行った価値有ったわw

■大統領がちゃんと車椅子に座ってた
 一瞬でしたが、結構芸が細かいなぁとw

■東京ローズセツナスw
 アメリカを遥かに離れた洋上で、英語の曲をキャッチ。早速周波数を捉えて艦内に流します。すると、何時の間にやら曲は悲しい曲になり、DJも「かわいそうな兵隊さん。恋人を置いてきたのね。きっと恋人は泣いてるわ。でも、恋人は寂しさに耐え切れず夜の町に繰り出すの。そして、貴方のお葬式では新しい彼の腕の中でわんわん泣くの……」なんて言い出す始末……そう、これは日本軍の謀略放送だったのでしたw もう艦内の士気はすっかりorz

■ところで、凱旋後の三人の内ドクだけ何故制服が違うの?
 これだけ、最後まで理由が分かりませんでした。下士官はセーラー服で兵士は陸軍式サービスドレス? んなわけないよなぁ……。

 回想(戦場)シーンと現代のシーンが時系列を無視して目まぐるしく入れ替わるので、ちょっと見辛い部分も有ったんですが、兵士達の生の声を汲み上げたお陰で単なるヒーローモノに陥らず、概ね良かったと思います。
 ただ、日本兵が無意味に雄叫びを挙げて夜襲してM-1ガランドの連射を喰らってバタバタたおれたり、折角背後を取ったのに何故か大声を上げて銃剣を振り翳してあっさり反撃されたり、或いは捕虜を虐殺したりと相変わらずの「グーク(小鬼。小柄で俊敏な日本兵の蔑称。後に、ベトコンもこの綽名で呼ばれる事になる)」扱いなのが気になりました。いやまぁ、第二弾の『硫黄島からの手紙』でフォローアップする積りなんでしょうけど、折角だからアメリカ向けの映画でも正体不明のモンスター的「グーク」扱いを返上して欲しかったです。

 ちなみに、海兵隊が梃子摺っていた擂鉢山は、実は市丸海軍少将が指揮を取っていました。陸軍の栗林中将とはほぼ同格と云う事で、独立した指揮権を有して居たのですが、「敵が上陸しているのにただ黙って見ているわけには行かない」と云って日中から砲撃を開始して折角隠蔽した砲兵陣地を露見させてしまって艦砲射撃と爆撃をくらったり、無理な逆襲を指示して兵力を擂り潰したりと碌な事をしていません。
 もし、市丸少将が栗林中将の指揮に従っていたら、マリンコの皆さんはもっと厳しい状況に直面していたかもしれませんね。
<追記>
2006.11.28.
「東京ジェーン」を「東京ローズ」に修正。アホ過ぎる……。
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コメント
▼この記事へのコメント<(あれば表示)
突然のコメント、失礼をお許し下さい。

制服についてはドクは海軍、他の2人は海兵隊所属ですから制服が異なるのではと思います。
海兵隊の2人の帽子の違いについては私も不勉強でわかりませんが……。
あの「I Will Walk Alone」は日本側の放送だったんですか!
知識がなかったので「何故そんな士気の下がることを言うんだこのDJは?」と不思議に思っておりましたので溜飲が下がりました。ありがとうございます。

> 大声あげたり捕虜を虐殺したり
……同感です。他の戦地ならいざ知らず、あの場では「とにかく気配を消せ」「虐殺する時間があるなら他の事やれ」という方針だったろうと思います。
仮に実際にあったとしても、それらを描くのは「あの戦いにおける日本軍」を描く上ではノイズですよねえ。
映画として「ドク」という人間を描く上では必要だったんでしょうが、ちょっと残念に思っています。
2006/11/27(月) 02:29:33 | URL | byすばる (#KoPTJAY6) [ 編集]
 すばるさん、コメント有難う御座います。
 そうでしたか、ドクは海兵隊じゃなかったのですね。なるほど、wikiにも「居合わせた海軍兵ジョン・ブラッドレー」にありました。納得です。
 映画では上陸作戦に同行して居たので、すっかり勘違いしておりました……ご教示有難う御座います。

>あの戦いにおける日本軍
 全然同意であります。折角、ハリウッドで初めてマトモな日本兵が見られるかと期待していたのに、残念です……が、すばるさんが記事の方でも仰っておられるように、映画の展開として必要(ドク、アイラの見た地獄として必須)のも確か。目を開かれる思いです。なるほどなぁ。
2006/11/27(月) 23:12:04 | URL | by軍曹 (#mQop/nM.) [ 編集]

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