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SS戦闘記録
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神様のメモ帳 2007.01.25.メディアワークス刊、電撃文庫所収。
 著:杉井光/イラスト:岸田メル

粗筋──
 ややクラスから浮きがちな高校生・藤島鳴海は、積極的なクラスメート・彩夏を通じ、『ラーメンはなまる』に集う個性的な面々と交流を重ねて行き、ニート探偵・アリスと出会う。アリスに気に入られた鳴海は彼女の助手として麻薬「エンジェル・フィックス」を追うが、その最中彩夏は投身自殺を遂げてしまう。果たして、彼女の身に何が起こったのか? 真実を知るのはニートのみ……

 「ニート探偵」と云う余りにもキャッチーなフレーズのお陰でキワモノっぽい印象を受けますが、実際には「大人でも子供でもないボクラ」と云う縦軸と、「優等生でも不良でも無いボクラ」と云う横軸を組み合わせた所謂「ラノベ読者層」をターゲットにした、平たく言うとエロゲみたいな脇役衆が集まっているだけの、極普通のボーイミーツガールなジュブナイルノベルでした。主人公以外の仲間──NEET達が、所謂世間一般で云うところのNEET像とは程遠い少年ヤクザとかボクサー崩れとかセキュリティに矢鱈詳しいミリオタとか、小官みたいなおっさん読者はちょっと引いちゃうようなファンタジー臭の強いキャラばかりでしたが、若者にはコレくらいの方がアピール出来るのかも知れません。

 個性的なキャラクターに対して、ストーリーはやや平板。特に敵が弱過ぎるのは賛否が別れるところでしょう。小官としては、ヒロインをあっさりダイブさせたり、校庭に部活のマークが現れたりしたシーンでちょっとジーンと来てしまったので、余り気にはしていないのですが、矢張り探偵を名乗るからには難事件を解決して欲しいなーと思ったり。

 とまぁ内容は微妙でしたが、挿絵は非常に上手かったと思います。ここ数年でデビューしたラノベの挿絵絵師の中ではピカイチじゃなかろうか。
【総評】:若い人、高校生くらいの方をターゲットにしたラノベのようです。個人的な評価は☆☆★★★ですが、所詮おっさんの戯言なので余り気にしなくてもいいと思います。
<追記>
 小官としては、後書きに出ていた「28歳無職のマルチポスト探偵」の方が面白そうに思えますw
 でもってノリも後書きの「中卒で鳴らしたオレ達おちこぼれは、勉強する気も無いし就労意欲もないので政府にニートのレッテルを貼られたが、親元を脱出してラーメン屋に居ついた。しかし、ラーメン屋で燻ってる俺たちじゃあない……」「無職野郎Nチーム」で……ってこれじゃ本当に30オタ丸出しですな(^^;)。反省反省。
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テーマ:ライトノベル書評 - ジャンル:本・雑誌



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2007/02/11(日) 23:23:12) | ラノベ365日
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