生きてるだけで精一杯。
SS戦闘記録
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秦末の動乱期に義を以って立った斉王田横と、彼を助けた七人の勇者の活躍を描いた一代記。

 典型的な宮城谷キャラが、世に容れられず斃死するという宮城谷小説としては珍しいストーリー。

 深読みすれば、春秋や戦国の世であればきっと成功したであろう徳の人・田横が、力の権化である項羽や策略の権化である劉邦に負けて追い詰められ、最後には壮絶な自刎を遂げる辺りは、神話の終わりと歴史の始まりを示しているといえなくも無い。

 宮城谷氏としてみれば、ここから先の中国、多数の異民族を内包し、礼よりも武勇が、道よりも陰謀が幅を利かせる中国は正しい意味での中国ではないのだろう……と勝手に作者の意図を忖度したんだけど、良く考えたら去年三国志出してるしw 正直秦末でさえこれほど筆の鈍る作者に、更に無骨な三国志を舞台にした小説が描けるのか?と思わないでもないが、まぁ商業的に美味しい時代秦末三国志だから、仕方が無いといえば仕方が無いか。

総評:殿、ここから先は危のう御座います! 春秋モノにお戻りあれ。
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