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SS戦闘記録
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とある魔術の禁書目録13 2007.04.25.メディアワークス刊、電撃文庫所収。
 著:鎌池和馬/イラスト:灰村キヨタカ

粗筋──
 打ち止め(ラストオーダー)を木原数多率いる特機猟犬部隊に奪われた一方通行(アクセラレーター)は、制限された能力の中で奪回の為の戦いを始める。一方、学園都市には巨大な天使が出現。ヴァチカンからの侵入者・ヴェントを襲うが、その正体に気付いた上条当麻は「彼女」の救出に向かう……果たして、三つ巴の決戦の行方は如何に?!

 全編コメディだった12巻からは一転、シリアス調になった13巻。プロットも複雑で、学園都市・ヴァチカン・当麻・一方通行の諸勢力が入り乱れ、もうワケワカラン状態w 一応自分の為にプロットを整理しておくとこんな感じでしょうか。

1)ヴァチカンのヴェント、当麻を殺害すべく学園都市に侵入。
 ↓
2)ヴェント撃退の為、アレイスターが天使の使用を決定。木原に命じて打ち止めを奪わせる。
 ↓
3)木原が打ち止めを使用して天使を召喚。
 ↓
4)打ち止めを助けるべく、一方通行が突入。
 ↓
5)天使に仕立て上げられた少女を救う必要上打ち止めを助ける事になり、インデックスとレールガンと当麻が一方通行と間接的に共闘。


 ……あれ? 何だかすっかり当麻一行がテロリストになってしまってるよーな気がw 正義の味方を貫く以上仕方が無いと云えばその通りなんですが、閉鎖された学園都市の中で、上層部に逆らって次の巻からどーやって過ごすんでしょうか。謎です。

 キャラ的には、矢張り敵方の魔術師・ヴェントが一番個性的でした。まぁ、敵の方が魔術ギミックが凝っていてカコイイ!ってのは「禁書では良く有る事」なんですが、今回は特に故意に相手の憎悪を掻き立てるキャラとゆーのが、灰村センセイのデザインと相俟って非常に斬新で紙面映えしました。
 一方、能力を制限された一方通行が、能力を一切使わずにいきなりフル装備の特殊部隊を一掃しちゃう展開は、如何にもご都合主義的で首を傾げました。おいおい、猟犬部隊って普通の人が決意を固めた程度で全滅しちゃう程度の部隊なのかよ……まぁ、良く考えたら丸腰の当麻も仕留められないんだよなー。正にハリウッド映画の特殊部隊w 此れくらいアホだと、寧ろ良くも悪くもB級テイストな禁書目録っぽくていいような気がしないでもないです(ぉ

 そして、ラストでは次回以降の大規模な戦乱を予感させる伏線が張られて終了。カエル顔の医師がたんなるデウス・エクス・マキナではなく、実はアレイスターとも顔見知りの重要人物になっててビックリΣ(゚Д゚)。つーか、新展開に合わせて美形万能キャラを出すのではなく、飽くまでカエル医師を使い回しますか……女性人気を全く気にしない鎌池先生の男気に惚れたw
【総評】:一方通行、遂に本格参戦! 流石にコマンドが「殴る」だけの当麻一人じゃ戦闘シーンを埋められなくなってきたんでしょうなぁw 敵方にも「四天王」みたいなのが登場し、いよいよバトル物へ……うう、「五重塔」とか安易にやってくれなきゃいいんですが。禁書のラブコメ的な部分を重視している小官としては、些か不安な先行きです。評価は☆☆☆★★。
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テーマ:ライトノベル書評 - ジャンル:本・雑誌



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