生きてるだけで精一杯。
SS戦闘記録
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
人類は衰退しました 2007.05.29.小学館刊、ガガガ文庫所収。
 著:田中ロミオ/イラスト:山崎透。

粗筋──
 遥かな未来、人類は緩やかに滅亡への道を歩んでおり、代わりに地球上を支配していたのは、身長10㎝・二頭身・吃驚すると丸くなる・楽しい事とお菓子が大好きなミルモ風妖精群であった……。
 そんな中、人類最後の学校教育を受けた一人の少女が「調停官」に就任。人類の代表として、妖精と接触を試みる……果たして二つの種族の運命や如何に?!

 ガガガ文庫は小学館の新レーベル。幾ら新ジャンルの開拓が急務の小官と云えど、新人作家やサブカル気取りの蔓延る地雷原に突っ込むのは勘弁……と思っていたのだが、「CROSS†CHANNEL」の田中ロミオセンセの名声に惹かれてついつい購入してしまった。結果は……上々でした♪

 内容は、外見はお嬢様だけど中味は高度な耳学問とズボらさを秘めた結構アレな女の子が、楽しい事が大好きで捉え所の無い妖精さんを観察したりお菓子を上げたり内政干渉をしたりするお話。
 巷では「従来のラノベとは違う」とか「童話系」「ほのぼの系」と紹介される事の多い本作ですが、妖精さんはvipper臭かったり、ヒロインはヒロインで最後の報告書を只管言い訳で埋めたり、最後は紙人類が生じたりと結構シニカルな感じもするので、従来のラノベ読み、例えばキノ旅辺りが好きな方なら容易に入っていけるんじゃないでしょうか。少なくとも、小官としてはお留守バンシーよりはラノベ寄りと云う印象を受けました(ぉ

 なお後書きによれば、本作品はこれで一応完結はして居ますが、次回への伏線(助手とか?)も態と未消化にして有るから、次回作も書けます! との事でした。是非二巻と云わず三巻、四巻etcと書き進めて行って頂きたいのですが……それまでガガガ文庫が保つかどうかが心配です(^^;
【総評】:評価は☆☆☆☆☆。魅力を文章で伝えるのが難しい作品なので、本屋で見掛けたら先ずご一読を。値段の倍程度の価値は保証します。
 あとどーでもいいけど、「ままならねーです」は絶対にセルフパロディに違いない。多分。 
スポンサーサイト


コメント
▼この記事へのコメント<(あれば表示)

■ コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

▼この記事へのトラックバック(あれば表示)
人類は衰退しました田中 ロミオ 小学館 2007-05-24by G-Tools 【人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は&quot;妖精さん&quot;のものだったりします。わたしは妖精さんと人との間を取り持つ&quot;調停官&quot;となり、さっそく挨拶に出向いたのですが・・
2007/06/17(日) 01:50:44) | ラノベ365日
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。